股関節痛の種類
股関節痛を引き起こす疾患で最も多いのは、変形性股関節症ですが、その他の疾患に、
- 股関節頸部骨折
- 股関節捻挫
などがあります。
≪オーバーユースを起こしやすいスポーツ≫
ゴルフ、テニス、サッカー、バレエ(ダンス)、スキー、スノーボード、サーフィン など。
フットサル、バスケットボール、卓球 など、体育館でキュッキュと動くスポーツ。
痛みの原因
股関節は、人体の骨の一番大きい関節です。
頭・首・肩・上肢・胴体・骨盤など重みを受けとめ、なおかつ、大きな動きをする関節で、全身の要でもあります。
股関節は骨盤が受け皿になっているので、骨盤と密接な関係にあります。
そして、骨盤は脊柱(腰椎・胸椎・頚椎)とつながっています。
股関節痛の本当の原因は股関節だけにあるものではないのです。
原因は他にあって、たまたま股関節に不具合(しわ寄せ)が生じただけです。
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私は、股関節に相関関係にある肩関節が大事だと考えます。
四足の動物を考えるとわかりやすいと思います。前足と後ろ足で上手にバランスを取って歩いていますね。
人間は四足では歩きませんが、やはり本来の前足である腕・肩でバランスをとることによって歩いているのです。(歩くとき、必ず肩も動きます。)
ですから、股関節と肩関節は密接な関係にあるのです。
股関節の痛みを改善するには、全身の調整が必要です。
しかし、整形外科での治療法や各種療法(整体・カイロ・指圧マッサージ・針灸)も、一時的に股関節痛を抑えること(対処療法)しか行われていないのが現状です。
対処療法の場合、良くなったと思ってもまた痛みが再発してしまう危険性は十分にあります。
症状
当院に来院された患者さんのうったえに多い症状。
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- 立っていると股関節に違和感やハリを感じる。
- 左側だけ痛かったのが、だんだん右側も痛くなり、両側が痛くなると、そのうち左膝も痛くなってきた。
- 足がむくんでいる。
- 片側の関節がかたく開きにくい。最近、反対側の足に負担が罹り歩き始め(後方に伸びた時)に際に痛みがある。
- 階段をあがる時に片方の膝が外側に行きたがりあがりずらい。
- 股関節に鈍痛が出ると、肩こりがひどくなる。寝違えで首が動かなくなったり、顔が歪んでしまう。
- 頭が痛くなる。(頭痛・頭重)
- 腰痛が出てきた。
その他に、一般的に多い症状として、歩き出しが痛い(動かしずらい)、足が冷える、長距離歩きと痛い、関節の動きが悪くなる、ポキポキ音が鳴る、ゴリゴリ骨がすれる音がする、疲れがたまると痛くなる、寝ているとき足を伸ばすと痛い、などがあります。
股関節痛の施術
股関節が痛くて病院へ行くと、股関節の痛みを和らげる治療などの対症療法が行われます。
整骨院などで、直接股関節を調整したりしますが、これでは根本的な解決にはなりません。
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股関節の痛みの原因は、股関節にあるのではないのですから、股関節と相関関係のある箇所(肩関節・上肢)を正しく調節することが一番です。
■股関節の痛みに悪影響を及ぼしている主な部位
- へそ横の筋肉(腹直筋)の緊張
- 鼠径靭帯の上側と下側のこわばり
- 股関節周りの硬さ
- 太もも周辺の筋肉の緊張
- 肩周りの筋肉の緊張
股関節の痛みは、その根本原因(肩関節・上肢)となる部分の歪みやこわばりを取り除くことで、根本療法になります。
当院では、基本的に、痛みの伴う箇所は最後に調整し、身体に負担をかけない施術を行います。
上半身を中心に調整をし、骨盤が揃った段階で、変形していない側を調整していきます。(基本的に、変形している患部は使わずに他の関節で調整していきます。)
【施術例】
股関節の痛み、首・肩コリ、手足のむくみなどの全身症状と、不妊症で来院した患者さんです。
通院4ヶ月ほどで、妊娠されたと報告がありました。
正座したとき、骨盤の高さが違います。 膝の中心と、顔の中心がずれています。 | ? | 骨盤の高さ、ウエストのくびれが ほぼ真っ直ぐに整いました。 膝の中心と顔の中心が少し戻りました。 |
病院などでの治療は一時的なもの
病院などでは下記のような治療が行われます。
・痛み止めの投薬
・牽引
・神経ブロック
・注射
・手術
・足底板(中敷き)
・靴底を調整した補高靴
など。
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